ひとくち健康講座

こころとからだの健康づくり

2006年8月

 世の中に、気分転換をはかるとか嗜好の問題として、タバコ、アルコール、子どものテレビゲームの行き過ぎ、過食のコマーシャルなど、私たち医師から見て野放しになっていることがたくさんあります。そんなに気分転換のため、また、自己責任だからといって、社会の中で放っておいて良いものでしょうか。一部の国ではタバコ、アルコール、これらの映像のコマーシャルなど、厳しく規制している所もあります。
 日本もこれからは少子化・成熟型社会になっていくわけですから、共同社会で生きていくため、正しい判断を行って、みんなでいろいろな習慣や依存を改めていくことが、21世紀になった今、一番大切なことだと思います。若い方々のために、学校や職場、公民館などでの健康管理、禁煙指導、食育が最も大切なことです。みなさんも健康寿命の延伸をはかり、健やかに長生きするために努力しませんか。

三條外科胃腸科医院  三條 忠夫