ひとくち健康講座
耳の健康について
2026年1月
最近、テレビなどで見たり聞いたりするもので、皆さんに注意していただきたいことがあります。
まず毎日のように見る集音器のコマーシャルです。安価、充電式で手軽、音が大きく聞こえると、著名な俳優さんが宣伝しています。耳はとても大切な器官です。中耳炎や神経の障害などの病気が隠れていないか心配です。
集音器は不用品に使っては危ないものです。音を上げ過ぎることで難聴が進行するリスクもあります。力を制限したりする補聴器と違い、ボリュームがなくても聴力に合わせて調整したり最大出力を抑えることができません。
二つ目は、耳がかゆい時につける薬です。耳の痛みや鼻水の原因である風邪が背景にあることもあります。耳の中をいじり過ぎると細菌やカビの感染を合併することもあります。狭くへこんで見えにくく、ジメジメしやすい耳の中の状態を確認せずに適当に薬
をつけるのは危険です。
最後に子どもの中耳炎のお話です。寒い季節の変わり目に軽い中耳炎や滲出性中耳炎が増える季節です。耳の痛みがない、なくなったことに安心してはいけません。放置すると中耳炎が慢性化して難聴が残るリスクがあります。特に鼻水や咳が残るときは要注意です。
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